4k8k放送を見るのにアンテナ工事やテレビを買い替えの必要はあるの?

4K8Kテレビを見る際に、地デジアンテナ、BSアンテナがかどうかについて【4K8Kテレビ購入希望者必見】

 

2020年に東京でオリンピックが開催されようとしていて、テレビ関係の需要が高まっている近年、4K8Kテレビの購入率も上がってきているようです。オリンピックをできるだけ綺麗なテレビで見ようと考えている方にとって、アンテナを設置しないといけないかどうかについて注目が集まっているようです。どういった家庭にアンテナの設置が必要なのか、詳細を説明します。

 

4k8k放送に関する詳細

4K8Kとはアンテナの説明に移る前に、4K8Kについての簡単な説明をします。現在の多くの家庭で見られているのはフルハイビジョンテレビが多いです。これは、2Kと呼ばれており画素数で約200万画素の映像と言われています。4Kはこのフルハイビジョンと比較し4倍の800万画素の映像が見れるテレビです。そして8Kのテレビでは、3300万画素の映像と言われています。これは、画面の大きさに比例し、画面のサイズが大きければ大きいほど、8Kや4Kと言ったクオリティが必要になります。大画面で綺麗な映像が見たい場合は、4K8Kテレビを検討下さい。また、4K8Kのテレビは実は「4K8K衛星放送」という地上デジタル放送とは別の放送を利用した配信となっています。アナログ放送やデジタル放送があるように、4K8K放送にも、新しい衛星放送が利用されています。アナログが切り替わった時のような形で、4Kや8K放送に切り替わるわけではないのですが、専用の衛星放送があることを理解しておいて下さい。

 

4K8K放送を見る場合は、アンテナが必要?

先ほどの説明で、4K8Kのテレビで放送を見る場合は専用の回線を利用していると説明しました。4K8Kの対応テレビの場合、家庭用のアンテナを設置しないといけない場合があります。これは、高い周波数に対応していないご家庭の場合で有り、アンテナの設置やケーブルの配線などが必要になります。左旋の4K・8K放送を見たいご家庭の場合、高い周波数に応じたアンテナを設置し、受信設備の改造も必要になってくるケースがあるようです。これは、テレビを購入した際に家電量販店の担当などに話をしてみて、設置が必要かどうかを判断して貰って下さい。・アンテナが不要にになるケースも4K8K放送には、アンテナやケーブルを準備する必要があると説明しましたが、その必要が無いケースもあります。それは、光回線のフレッツ光に契約している場合です。フレッツ光などの光ファイバーを利用した放送を見ている場合は、2019年夏以降に、4K8Kに対応した放送を提供しておりアンテナを新たに設置する必要がないようです。詳細については、フレッツ光りのホームページに記載してありますが、フレッツ光に契約をしている場合、アンテナを設置する必要がないので、安心して4K8Kのテレビを購入して下さい。

 

4K8Kの放送を視聴するためのテレビ

4K8Kの放送を視聴するためには以下の準備が必要になります。

  • 4K8K対応のテレビアンテナ
  • 4K8K対応のブースター
  • 4K8K対応の分配器
  • 4K8K対応のチューナー
  • 4K8K対応のテレビ

4K8K放送を見るためにはまず4K8K放送の電波を受信できる設備を整える必要があります。
電波はアンテナで受信して配線を通してテレビに接続されます。その為、4K8K放送に対応したアンテナ、ケーブル、分配器、ブースターといったものが必要になります。
費用の目安は新設だと7万〜10万円程度必要になります。既存でテレビアンテナが設置されている場合でもブースターや分配器などが4K8Kに対応していない場合は交換が必要になるので新設と変わらない費用がかかることもあります。
次にテレビ側で必要なものは4K8Kに対応しているテレビとチューナーです。テレビはサイズなどによって価格差がかなりありますが、安いものだと3〜4万円で買えます。高いものだと50万以上するものもあります。
テレビ以外に必要なのはチューナーです。チューナーはテレビに内蔵されているものもありますが安いものは内蔵されていないものも多いのでその場合別途必要になります。
チューナーの価格は5000〜10000円程度です。

 

4K8Kについてのまとめ

オリンピックに向けて4k8k放送を見たいと思う人も多いと思いますが、すべての部材を揃えるとなると最低でも12万〜15万円ほどはかかってしまうので、しっかりと考えてから決断したほうがいいと思います。
2020年2月現在では放送もそれほど多くないですし、需要もそこまで多くありません。基本的に地デジやBSCS番組で見れるものとそこまで変わりませんのでどうしてもオリンピックは高画質で見たいという人以外はタイミングと必要性を考慮してください!