デザインアンテナのメリット・デメリットについて

デザインアンテナとは?

デザインアンテナは、フラットアンテナ、壁面アンテナ、平面アンテナとも呼ばれ、スタイリッシュでコンパクトな形状が特徴であり、いくつかのカラーバリエーションからお家の外壁やサッシのカラーに合わせて選ぶことができます。そのため、「アンテナが目立ってしまうのはちょっと…」という方や、ご新築に設置を希望される方におすすめです。デザインアンテナを取り付けることで、UHFアンテナと同じように地上デジタル放送が視聴できます。費用は、NHKの受信料のみです。

 

デザインアンテナの特徴とUHFアンテナの違いは?

デザインアンテナはフラットな箱型であり、UHFアンテナは魚の骨のような形をしています。形状の違いが最も大きな特徴ですが、デザインアンテナは薄型なため、外に設置しても雨風の影響を受けにくいというメリットがあります。また、お色が選べるため、お家の美観を損なわずに設置できることが、ご新築のお客様に好評です。

 

デザインアンテナの設置について

デザインアンテナは省スペースで設置ができるため、電翔では、数多くの物件への取り付け実績があります。東京スカイツリーや各地の中継局からの電波を効率的に受信できる場所をお調べし、お客様に最適な設置場所をご提案いたします。

 

@ 外壁に設置する場合、ホワイト色またはブラック色のデザインアンテナを壁面設置と呼ばれる方法で取り付けます。屋根の軒下に設置することが一般的で、屋根に太陽光パネルがある家でも適しています。同系色を選ぶことで目立ちにくくなり、強風や鳥の被害からも守られます。

 

A 屋内に設置する場合、ブラック色またはホワイト色のデザインアンテナを屋根裏に設置します。見た目を損ねずに設置できるため人気があります。ただし、電波受信や配線の条件に注意が必要で、風雨や日光に晒されないため耐用年数も長くなります。

 

どうやって取り付けるの?
デザインアンテナに付属する専用の取り付け金具を使用し、外壁にビスを用いて固定します。ビス穴からの腐食を防ぐため、シリコン樹脂でコーキングを行い、補強と防水します。

 

デザインアンテナのメリット

デザインアンテナのメリットは、外観が美しく、建物のデザインに合わせて選ぶことができる点です。従来のアンテナは目立つ存在で、建物の外観を損ねることがありましたが、デザインアンテナは美観性に優れ、建物の外観を損なうことなく取り付けることができます。また、強風や鳥害・糞害などの被害対策にもなり、屋内設置の場合は経年劣化を防ぐことができるため、耐用年数も長くなります。

 

デザインアンテナのメリットには以下のようなものがあります。

 

1.外観が美しい

デザインアンテナは、一般的なアンテナと比べてスリムで美しいデザインが特徴です。外壁や屋根に設置する際に、周囲の建物や景観に調和することができます。

 

2.強風や鳥害に強い

デザインアンテナは、強風による倒壊や鳥害・糞害に強い構造になっています。また、設置場所によっては、鳥の止まり木として利用されることもありますが、デザインアンテナはそのような被害を防ぐことができます。

 

3.耐久性が高い

デザインアンテナは、高品質の素材を使用しており、防水・防腐処理がされています。そのため、経年劣化による劣化や腐食などが少なく、耐久性が高いという特徴があります。

 

4.取り付けが簡単

デザインアンテナは、付属の専用取り付け金具を使用することで、比較的簡単に取り付けができます。設置場所によっては、専門業者に依頼する必要がある場合もありますが、一般的にはDIYで設置することができます。

 

5.地デジやBS/CS放送などの受信が安定する

デザインアンテナは、周波数特性がよく、地デジやBS/CS放送などの受信が安定するという特徴があります。そのため、映像や音声のクオリティが高くなり、快適な視聴体験を得ることができます。

デザインアンテナのデメリット

デザインアンテナのデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

 

受信感度が低い場合がある: 外観を重視した設計や、小型化を図った設計のため、アンテナ本体のサイズが小さい場合があります。そのため、通常のアンテナと比較して、受信感度が低くなる場合があります。

 

電波障害に弱い場合がある: デザインアンテナは、形状や材質の特性によって、電波障害に弱くなる場合があります。特に、周囲の建物や樹木によって電波が遮られやすい場合や、周波数が混雑している場所では、受信状態が悪くなる可能性があります。

 

取り付け方法が限定される場合がある: デザインアンテナは、外観を重視した設計のため、取り付け方法が限定される場合があります。たとえば、壁面設置の場合は、取り付け箇所が限られ、屋内設置の場合は、設置スペースの確保が必要です。

 

費用が高い場合がある: デザインアンテナは、通常のアンテナに比べて、デザイン性や機能性を備えているため、費用が高くなる場合があります。また、設置方法によっても費用が異なるため、慎重に選ぶ必要があります。